電子機器よもやま話(その1)

電子工作をしていると、ハード(電子回路)の信号を観測したい事があります。
それを可能にする道具の代表が、オシロスコープです。
テスターと呼ばれる簡易的なものでは、動的な電気信号を観測することができません。単発動作や、ちょっと複雑な回路動作の確認には、オシロスコープが必要になります。

信号の帯域が100MHz程度の仕様のものは、十万円台の価格がするので趣味で電子工作を楽しむ方には、手が出ない場合が多いと思われます。

そこで今回は、秋月電子通商で組み立て式の数千円で購入できるものを入手しました。
それをご紹介したいと思います。モデル名:062 LCD Digital Storage Oscilloscope

ベース基板のみの場合
組立完成
カバー基板を取り付けた場合
スクリーンの表示
Vertical System
チャンネル数: 1CH
帯域:     0~1MHz
解像度:    8ビット
入力インピーダンス: 1M Ω
最大入力電圧: 50Vpp
カップリング: DC、AC
Horizontal System
最大等価サンプリングレート: 20Ms/s
最大リアルタイムサンプルレート: 2MSPS
時間レンジ:  0.2μs/Div~10min/Div
Trigger
トリガモード: Auto、Normal、Single
トリガソース: Internal、External
外部トリガ入力: 0~+15V
Input Power 9V DC 200mA
主な仕様